2011年08月06日
幼稚園説明会☆
先日、候補にあがっている K幼稚園の説明会がありました。
以前、A幼稚園の説明会に賢人と一緒に行ったら、
おもちゃで遊ぶスペースはあるものの、お友達と取り合いになったり、
希望通りに遊べないと泣いたりして、全くお話を聞けず。。。
今回は賢人を預けようと思いましたが、あいにく、夫も仕事が忙しく無理。
実父に頼もうと思ったのですが、最近、賢人の「ママ追い」が激しく、
少しでも私の姿が見えなくなると、「ママぁ~!!!」と泣く始末。。。
と、いうことで、諦めて、賢人を連れて行くことに。
でも、そのままではキケンなので、スペシャルグッズを投入
大好きなゴーカイジャーの「レンジャーキー(シルバー)」と、シールブックをセレクト
(もちろん、当日まで隠していました)
そして、いざ、説明会に行ってみると。。。
なんと、託児してくれるではありませんか
早速、別フロアの託児室へ行き、賢人に言い聞かせることに。
私 「ママ、先生とお話してくるから、みんなと遊んでてね」
賢人 「やだーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
あー、やっぱりですか。
託児、したことないもんね。
そこで、シルバーのレンジャーキーを出して、
私 「仲良くみんなと遊べたら、ママ、すごく嬉しいし、
シルバーのレンジャーキーもあげるから!」
賢人 「うん。仲良く遊ぶ!」
モノに釣られ、即答する賢人。本当ですか~???
と、思っている間に、レンジャーキーを奪い取り、
自ら、さっさと子供達の群れへ消えて行きました。
自分からママの元を去ったので、「今だ!」と思い、
近くにいらした先生に、「託児をしたことないので、お願いします」と告げ、
説明会に参加することにしました。
そして、参加すること10分。。。
聞き覚えのある泣き声が
やっぱり号泣で、先生に連れられて来ました
仕方ないので、それからは一緒に説明を聞くことに。。。
でも、ママの膝の上で、レンジャーキーを握り締めながら、
シールブックで大人しく遊んでくれて、結果オーライ
ありがとう!ゴーカイジャー
さて。
肝心の説明会の内容&資料を覚書。
・園長先生の娘さんが年長さん?にいらっしゃる。
↑たぶん、園をよくしようという熱心さはこの辺からくるのかも?
・給食は、温かい食事を食べさせたい!ということで、園内で作っている。
・毎日15分の体育ローテーションを通して、「できた」という自信をつけさせ、
次に、他のものにも挑戦したくなる「意欲」を育む。
(跳び箱、トランポリン、逆上がりなど)
・国際理解という週1回、15分の英語の時間があり、
日本語があまり話せない、外国人講師と、通訳の日本人の先生の授業がある。
(英語での授業は歌や遊びを通して、受け身ではなく英語を日本語のように
「知りたい」と好奇心旺盛になり、周りの情報から分析して学んでいけるようになる)
・モンテッソーリ教育の時間が週2回?ある
教育というと、響きがよろしくないけれど、専用の教室&教具で子ども自身が
何をやるか決めるので、先生は子どもの自発性と自由を損なわないとのこと。
・SIあそびでは問題解決が出来たり、意欲と学ぶ力を育てるそう。
「知識は教えることが出来ますが、思考力は教える事はできません」とのこと。
具体的には、先生がカードの教材を見せて、発表者に行ってもらう。
これで、自己表現力(発表欲)を育てるそう。
↑コレ、日本人には足りない要素ですよね。
そして、結果はどうであれ、発表者と一緒に、「考える過程」を大切にする。
「あれ?」「何だろう?」「おかしいな」「困ったな」「どうしよう?」と
心が動くことで、自ら考え、思考力を獲得していく遊びだそうです。
・フラッシュカードで集中力を養う。
壁に貼ってあるものと違い、先生がパッと出して、パッと消してしまうので、
のんびりよそ見している暇がなく、瞬間を捉える為に集中しなければならず、
それが習慣となり、いつのまにか集中力が育っていくそう。
↑フラッシュカードって、ママはカードの単語を覚える為だと思っていましたが、
実は集中力を養う為だったのですね。。。勉強になりました!
以上、覚書。
今、ブログの記事にするために、資料や説明会のメモを読み返しましたが、
うんちく好きのママにとっては「なるほど~」と頷ける部分が多く、好感がもてました。
そして、そんなに幼稚園から勉強しなくても。。。とちょっと思っていましたが、
実は知識を詰め込む勉強ではなく、集中力だったり、思考力だったり、
自己表現力だったり、多分、これからの人生で大切になるであろう
基本的な「チカラ」を育ててくれることも理解できました。
以下、引用ですが。。。
「平仮名や感じなんて、小学校へ行ってからでいいのよ。
幼稚園からそんなことやっていても、小学校へ上がった時、
<僕は字がわかるんだ!>と自慢して、先生や友達を見下すようになるんだから。」
という感想をお持ちになった方は、決して少なくないことと思います。
幼児の持つ様々な環境の中で、一番豊かに与えられているのは、言葉の環境です。
だからこそ、毎日幼児に言葉、文字が環境として注がれれば、
その言葉はいつの間にか幼児の中に深く根付いていくことと思います。
人間の言語能力は、
3歳~5歳で最大の能力を発揮するが、
6歳~7歳で下向きとなり、
9歳でほとんど老化する。
と、言われています。だからこそ、この大切な幼児期に色々な刺激を与えて、
色々なことを吸収していくことが大切なのです。
「たくさん覚えても、忘れてしまう」
これも、もちろん事実ですが、訓練された記憶能力は、脳にたくさんの配線をし、
たくさんのものを入れられる容量の大きな器を作ることになるのです。
この能力は、あらゆる面に作用し、必ず良い影響を与えることでしょう。
と、以上、資料に書いてあった訳ですが。。。
私も「K幼稚園のコは、小学校へ上がったら周りを見下すのでは?」
という意見をよく聞きますが、それは、家庭での躾で出来上がった、
そのコの性格で、幼児教育の弊害ではないと私は思います。
人を見下したりしないというように、躾ければよいだけの事。
そして、「僕はできるんだ!」と威張るのではなく
「僕はコレはできるけれど、もっと他に出来ることはないか」と、
意欲のあるコに育てればよいだけの事。←ムズカシイですが。。。
何歳で脳が出来上がる、とかは、文献によって違うので
あまりアテにはなりませんが、刺激によって、シナプスが繋がるのは事実。
そして、色々な知識を得たい、と願う「知識欲」というのは、
人間だけに許された、高度な欲求だと何かの本に書いてあったし。
K幼稚園、かなりポイント高いです。
あとは、9月に見学会(実際の授業を見学する)があるので、
それで決めようと思います。